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桜通信8

桜通信8
出版社:日本文芸社

作者:遊人
やはり冬馬のポケベルに入った番号は美咲子のだった。しかし、麗は冬馬の想像と違い怒らない。不思議に思う冬馬だった。香美からもらったお香は覚醒剤であり、すべて摩周の計画だった。その事を知った麗は何とか覚醒剤をやめてもらおうと必死になる。一方冬馬は覚醒剤を打とうとするが麗のことが頭をよぎり打つことができない。冬馬は麗のおかげで覚醒剤を断つことができ、2人の愛は深まる。ある日、冬馬と麗は秋本とみずきが2人でいるところを発見した。話を聞いてみるとみずきは秋本の妹で白血病で苦しんでいるという。力になれるかどうか悩む冬馬だった。