先生のメガネからみえる優しい世界6[栗生つぶら]


栗生つぶらソルマーレ編集部
2016年07月03日
坂ノ上小町、はたち。バイト歴10日、いいつけが守れません。
だって、気になるんだもん…日当たりのいい、窓側の特等席にいる彼が??…。

私は今、バイト先(カフェ)に長くから通う常連さんで、
とある人気コミックを執筆している漫画家先生に夢中です。
てんちょーに怒られても、諦めずにこっそりと覗き見るのだ。
やっぱり今日も先生の描く世界は、愛にあふれてる。
大好き。先生の作品も、先生自身も。
あの気だるげな目で、見つめられたい。知りたい、
先生の考えていること、見えている世界。
先生、どうしたら私はあなたの特別になれますか??…?
【オヤジズム】

この作品は月刊オヤジズム2016年Vol.5に収録されています。