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STATION2

STATION2
出版社:小学館

作者:大石賢一
駅長・渡辺と旧知の仲であり、鉄道雑誌の投稿欄の審査員を務めるベテランカメラマン・尾崎が新新宿駅を訪れ、「審査員を辞める」と言いだした。送られてくる作品に何か‘物足りなさ’を感じてしまうのだという。駅員たちは彼を励まそうとして、自分たちも投稿に参加するべく、列車の写真を撮り出すが、彼の心を捉えたのは中村の撮影した、何の変哲もない人物写真だった(第1話)。▼一流電気メーカーに勤務する松山が、通勤ラッシュの実態調査のため、新新宿駅にやってきた。磯山は自分が推し進めている「スピードアップ計画」を大いに宣伝するが、ラッシュにもまれるなか、松山はこの計画では通勤地獄が解消されないことを身をもって知る。そんな彼がふと目をとめたのが、乗客の一人ひとりに声をかける、いつもの中村の姿だった。(第2話)。▼国鉄の民営化とともに駅構内のクッキーの店に配属されたJL職員・狛江。彼は鉄道マンとしてのプライドが捨て切れず、途中で店を投げだしてしまう。様子を見に行った中村に対し、狛江は「(中村には)俺の気持ちはわからないさ」と淋しい背中を見せて行ってしまう。そこで中村は、狛江の旧知の職員たちに、狛江を飲みに誘ってもらうよう頼む(第3話)。